A. いいえ、児童精神科ではなく、思春期精神科です。
当院は、思春期専門として中学生以上に対応しています。
児童精神科との大きな違いは、思春期の本人が治療の主体であることです。
そのため、本人のプライバシーを重視し、カウンセラーとのカウンセリングでは本人のみとお話をさせていただき、家族は同席することはできません。
医師との診察では、家族は本人と一緒に同席することができます。
Q. 本人抜きで家族が医師やカウンセラーと話すことはできますか?
A. できません。
思春期精神科である当院では、治療の主体は本人です。
本人抜きで本人に関する秘密の話をすることは本人にとって良くありませんので、おこなっておりません。
Q. 本人がひきこもりで家から出られません。家族だけ相談することはできますか?
A. 初回のみ可能です。
本人抜きでの相談は原則しておりませんが、クリニックに受診してもらうための方法や、援助が可能な他の機関の案内させていただきますので、初回のみ、家族相談は可能です。
2回目以降は本人が来られそうな場合にご来院ください。
Q. どんな人が多く通っていますか?
A. 10代(中学生・高校生・大学生)が多いです。
男女比では、女性の方が多いようです。
Q. 小学生でもかかれますか?
A. かかれません。
小学生や未就学児の場合は、別の検査や療育などが必要になってきますので、思春期精神科である当院ではなく、児童の発達を専門とする児童精神科の受診をお勧めします。
既に当院に通院されている方のご兄弟など、特別な事情がある場合はご相談ください。
Q. 中学生や高校生が一人で通って大丈夫ですか? 制服で通っても大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。
平日昼過ぎは私服姿の中高生、夕方は制服姿の中高生が、本人のみで多く来られています。
クリニックの隣は高校で、ふだんから日中も中高生の多い場所ですので、違和感なく来られます。
上野駅のすぐ前(入谷口から1分)ですので、終わった後もすぐ帰ることができます。
Q. 午前中は開いていないのですか?
A. 平日は午後からのみとなります。
学校に通われている方は放課後に来院される方が多いこと、学校に通われていない方は朝起きられないことが多いことから、午後から夜にかけて開いています。
なお、土曜日のみ10時から開院しています。
Q. どの時間が混みますか? 空いている時間はありますか?
A. 学校に通われている方が来やすい時間帯がどうしても混みます。
具体的には、土曜日が終日混み合います。
不登校の方が当初は午後早めに来院し、学校に通えるようになると、平日の夕方や土曜日に通うようになる、というのがよくある流れです。
Q. どんな病気の方が多いのですか? 自分は病気ではないのですが?
A. 病気とは言えないけれどもカウンセリングでサポートできる方(不登校やアイデンティティの問題など)、発達の問題を抱える方(コミュニケーションの苦手さなど)が多いです。
一方、依存症(子どものゲーム依存を含む)、認知症、パーソナリティ障害の方はいらっしゃいません。そのような方には、他院を紹介させていただいています。
Q. 診断書を書いてほしいのですが?
A. 診断書の即日の発行はできません。後日の発行となります。
なお、障害年金のための診断書、PTSD・パワハラ・セクハラを証明する診断書、裁判のための診断書は発行しておりません。
休職・復職をお考えの方は、当院ではなく、専門機関(リワークのある医療機関など)への受診をお勧めしています。
A. 処方可能かどうか医師が判断致します。
当院では、カウンセリングを中心とし、薬物療法を最小化するアプローチをとっていますので、必要以上の処方の希望にはお応えできない可能性があります(特にベンゾジアゼピン系)。
内科薬(花粉症・高血圧の薬、漢方など)、外用薬(湿布・塗り薬・目薬など)の処方は問題なく可能ですので、お申し出ください。
Q. コンサータは処方できますか?
A. 当院の医師はコンサータ・ビバンセ登録医師ですので、処方が可能です。
ただし、処方をおこなうのは医師が必要と判断した場合のみとなります。
その際は資料を用意していただいた上で患者登録が必要になります。
Q. リフィル処方箋の発行はできますか?
A. 2022年の診療報酬改定での導入が報じられているリフィル処方箋ですが、当院は対応を予定しています(発行できます)。
プロダクト制作のための実践的なスキル(文章を書く、絵を描く、編集する、デザインする、Word・Excel・Powerpoint・Access・Photoshop・Illustrator・InDesign・Premiere Pro・AfterEffects・CLIP STUDIO PAINTなどのソフトを使う)が自然と身につきます。