院長 遠藤 眞実
副院長 細川 大雅
顧問 広瀬 徹也
医局長 渡辺 洋文
精神科医 川手 恒太
精神科医 佐々木 直哉
精神科医 中内 雅子
精神科医 池田 政俊
精神科医 田宗 秀隆
精神科医 石毛 奈緒子
精神科医 鈴木 英世
てんかん専門医 國井 尚人
心理カウンセラー 春日 喬
心理検査 牟田 隆郎

 

広瀬 徹也

【略歴】

東京大学医学部卒、同大学院修了(医学博士)
帝京大学教授、主任教授
定年後 帝京大学名誉教授
公益財団法人 神経研究所・晴和病院 理事長・院長
平成24年11月より現職

うつ病学会名誉会員、日本自殺予防学会監事
公益財団法人 日本精神衛生会 顧問 など

うつ病などの病気の治療には薬だけでなく、運動療法が有効です。
実際は散歩療法が行いやすく、その推進者の一人です。
当院周辺の上野公園、谷中、根津などは日本一の散歩の最適地で、入院した方の退院促進に役立ちます。

時間をかけた診療が可能ですので、それがご希望の方、家族相談、セカンドオピニオンなど歓迎します。往診可。

 

渡辺 洋文

以前に勤務していた病院は、「統合失調症」の専門病院を目指して、急性期から社会復帰までの医療を幅広く行っていましたので、私も「統合失調症」 の患者様の診療を幅広く経験させていただきました。
そんな中で、患者様の社会復帰のための「社会技能訓練(SST)」や、患者様とともに歩まれているご家 族のための「家族心理教育プログラム」などに興味を持って、勉強させていただきました。
このような経験を生かして、土田病院でも「統合失調症」の患者様の 急性期から社会復帰までの適切な治療のみでなく、「統合失調症」のご本人を支えているご家族様のご苦労にもお役にたてるような診療を心がけて頑張りたいと 思っています。

私は、落語や大道芸などの大衆芸能や長唄・歌舞伎などの日本文化にも興味があり、生まれが文京区だったこともあって、浅草や上野などの下町が大好きです。
下町の風情の残る上野桜木の土田病院に勤務するようになって、とても楽しく働かせていただいています。

まだまだ人情味あふれる下町の地域に根差した「土田病院」とともに、「下町大好き」の渡辺に、どんなことでもお気軽にご相談ください。

【略歴・資格】
精神保健指定医

 

川手 恒太

まず病気か否かの判断から始め、社会での生きづらさの解決まで伴走してゆく事が私の仕事だと考えています。

生きづらさの原因が病気であれば病気の治療を、原因が病気そのものではなくある種の不適応ならば、その解決をともに求めてゆく事も、私の仕事と思っています。

薬物療法はもちろん用います。しかし上記の理念に沿った内容を常に考えてゆきます。より良い生活を取り戻す(作り上げる?)為に一緒に歩んでゆきましょう。

【略歴・資格】
帝京大学医学部卒
帝京大学医学部精神科学教室助手
平成10年(1999)より土田病院勤務
精神保健指定医

【専門・得意分野】
統合失調症、気分障害、神経症、認知症、その他社会と不適応を起こしている状態の方

【その他】
歴史好きです。映画も好きです。音楽も。

 

佐々木 直哉

平成16年より土田病院での診療を担当させて頂いております。
今年度は(火)・(木)・(土)の外来を担当しています。
親切・丁寧な診療を心がけています。

【略歴・資格】
平成7年 医師国家試験合格
平成12年 精神保健指定医
平成28年 日医認定産業医

【専門・得意分野】
臨床精神医学一般

 

中内 雅子

土田病院には1971年、当時の東大分院神経科からの派遣医として、勤務するようになったのが始まりです。

大学病院とは、趣の異なる研修の場でありましたが、以来10年間、若い時代の印象深い思い出が、心に刻まれたところです。
木のぬくもりに包まれた院内での診療を通して、数々の出会いがあり、患者さん達との様々な交流が、今も目に浮かびます。

時を経て、再び土田病院にもどってきてから、もう以前の勤務期間をはるかに越えてしまいました。
建物や職員の方々、患者さん方も昔とはそれなりに変わってはおりますが、病院全体の醸しだす和みの雰囲気は受けつがれており、久々に病院を再訪される患者さんとの懐かしい再会も幾度かありました。

年齢を重ねた今、「生涯現役」を全うされた、尊敬する故・遠藤俊一院長を良きお手本として、夫々の患者さんの気持ちに寄り添い、より健やかな道が展けるように、共に手をとりあって歩んで行けたらと願っております。

【略歴・資格】
東京女子医科大学卒
精神保健指定医

 

池田 政俊

表にあらわれている症状だけではなく、その背景に隠れている心理的なさまざまな問題を考えながら診療を進めて行きます。

すなわち、精神分析的(力動的)な人のこころの理解を利用しながらの診療を心がけています。

(喩えて言えば以下のようなことです。雨が降っているときには傘があった方が良いでしょう。
何が起きているのかわからずに途方に暮れている人には、雨が 降って濡れてしまっていることを伝え、必要ならばその都度傘をお貸しすることができるかもしれません。
でも、あらかじめご自分で判断して傘を準備するよう になるほうが良いのかもしれません。
傘だけでは雨を防ぎきれないこともあるでしょう。

一方雨に濡れて歩く自由もあるでしょう。
また、実はそうと気づかぬま まに雨はすでにあがっているのかもしれません。
雨は降っていないのに降っているように感じているだけなのかもしれません。
小雨なのに巨大で重過ぎる傘をさ しているのかもしれません。
それもまたその人の自由なのでしょうが、少なくともどんな雨が降っていて、それを自分がどんな風に体験していて、どんな傘をさ しているのかがわかっているほうが、ゆとりを持ってコトに対応できるのではないでしょうか。)

【略歴・資格】
1985年千葉大学医学部卒業。
総合病院国保旭中央病院神経精神科を経て1989年6月帝京大学医学部附属市原病院精神科(現、ちば総合医療センター)勤務。
2001年4月帝京大学院文学研究科心理学専攻、臨床心理学専攻へ転任、2006年4月同教授、2009年4月同主任教授、博士(医学)、精神保健指定 医、臨床心理士、日本精神神経学会認定精神科専門医、日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。
(この間、千葉県銚子児童相談所嘱託医、千葉県市 原保健所嘱託医、東京電力(株)千葉支店嘱託産業医、北山研究所(所長)、南青山心理相談室顧問、外苑神経科(京橋メンタルクリニック)医員、慶神会武田 病院医員などを兼務)

【著書】
・北山理論の発見-錯覚と脱錯覚を生きる 創元社(共編著)
・サポーティブ・サイコセラピー入門-力動的理解を日常臨床に活かすために 岩崎学術出版社(共訳)
・新体系看護学全書:精神看護学Ⅰ/精神看護学概論/精神保健第1章Ⅱ精神(心)の構造とはたらき メヂカルフレンド社(共著)
など

【趣味】
少林寺拳法

【ホームページ】
http://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/~m-ikeda/

 

田宗 秀隆

2015年4月より、週1回、木曜日に勤務しております。

思春期から慣れ親しんだこの地域で、みなさまの精神面のみならず、生活について考えていければと思います。
内科的な合併症についても、専門的な管理が必要であれば専門の先生に紹介し、専門的な管理が必要なさそうであれば当院で継続診療しますので、お気軽にご相談ください。

【略歴・資格】
東京大学医学部医学科卒
都立多摩総合医療センター、東大病院、埼玉江南病院を経て、現在、都立多摩総合医療センター 精神神経科勤務

【専門・得意分野】
統合失調症
気分障害、てんかん、内科合併症、日本精神神経学会、日本てんかん学会、日本総合病院精神医学会 など

【その他、趣味など】
フットサル・写真

 

石毛 奈緒子

漢方外来を実施します

【略歴・資格】
平成28年8月 土田病院パート勤務開始

 

鈴木 英世

治療方針という硬い理念はもちあわせていませんが、強いていえば、今の厳しい時代に”患者さんが精神的に、いかに「楽にすごせていけ るか」を常に考えながら各患者さんの悩みを聞きつつ、時に助言などをし、面接中心の外来を行っています。

もちろん、お薬の処方もいたします。
午後ののんびり外来です。

【略歴・資格】
平成4年3月 山形大学医学部卒業
平成6年5月 帝京大学病院精神神経科学教室入局
平成15年4月 土田病院パート勤務開始

 

國井 尚人

土曜日午前のてんかん専門外来を担当しています。
てんかん診療は、近年のてんかん外科の発展や相次ぐ新薬の承認により新たな時代に突入しつつあります。
多くのてんかん発作が薬剤で抑制できる一方で、手術によって完治可能な薬剤抵抗性のてんかんも少なくありません。
土田病院では、東大病院やNTT東日本関東病院といったてんかん専門施設との連携を 基盤として、地域に密着したきめ細かなてんかん診療を行う体制が整っています。
患者さんに正しい知識を提供し、最適な治療を受けていただけるよう努めてまいります。

【略歴】
東京大学医学部卒
東京大学医学部附属病院脳神経外科
東京大学大学院博士課程修了(医学博士)

【資格】
医学博士
日本てんかん学会専門医
日本脳卒中学会専門医

【専門】
てんかん外科
脳機能マッピング

 

春日 喬

水曜日と金曜日にカウンセリングを担当しています。
カウンセリングとはどういうものかわからず、受けることに不安を感じて躊躇している方も多いので、カウンセリングについて簡単に説明しておきます。

人間の生体は、解決できない悩みごと、不安を抱えたまま我慢を長く続けていると、それがストレスとなり、生体はそういう状況を変えてほしいという意味の 「機能不全の表現形としての症状」を発現するようになります。
症状は警告反応の意味があります。
解決不能と思っている悩みは、家庭や学校、会社などの人間 関係が絡んでいることが多いのです。
また、悩みごとは個人の頑なな「考え方:が根強く関与しています。例えば、「人間は信用できない(人間不信感)」、 「白黒をはっきりさせないと気が済まない」などです。
この考え方(認知)を少し修正すると、新しい世界が見えることになります。
しかし、カウンセリング は、来談者の欠点を指摘し、道徳的な説法をする場ではありません。
解決できないと思っている問題にどう対処するかを一緒に考え、生体の機能不全を解消し、健康を回復するための支援をするのがカウンセリングです。
本院のカウンセリングは原則的には、薬物療法と並行して行われます。
この併用が一番効果のあるこ とが研究機関で証明されているからです。
カウンセリングを希望される場合は、まず一般外来を受診してください。
そこでカウンセリング希望と伝えてください。

さて、このホームページは自己紹介を兼ねているのですが、余白が少なくなってしまいました。
私の生き方の信念は「誠実であること」。カウンセリングに関して言えば、「明けなかった夜はない」、必ず明るい夜明けがあるということです。
不安は人生の隠し味です。

土田病院のカウンセリングが、皆さんの健康回復のお役に立つようにと願っております。

【略歴・資格】
東京大学教育学部教育心理学科卒
同大学院(臨床心理学)修士、博士課程修了
日本カウンセリング学会 認定カウンセラー、同スーパーバイザー
お茶の水女子大学 名誉教授
元ハーバード大学客員研究員
元帝京大学大学院 臨床心理学専攻主任教授
元帝京大学 カウンセリングルーム室長

 

牟田 隆郎

土田病院の臨床心理分野で「心理検査」を担当しています。

心理検査と言っても、世の中にはたくさんの種類のものがあります。
その中で私がおこなっているのが、「ロールシャッハ検査」と「知能検査」です。

「ロールシャッハ検査」は簡単に言うと、「偶然にできたインクの染みを見て何に見えるか」を調べるものです。
それで人の何がわかるかと思われるでしょう。無理もありません。
人の心はとても複雑だし、またその時の状態でも異なるものです。
それでもこの検査は、その人がまわりのものとどのような関係をもち やすいのかを示してくれます。
「何に見えるか」が関係の仕方を示すとは不思議ですね。
人の心の奥深さがそこにあります。

「知能検査」はご存知のように、人の「知能」を測るものです。
でも、「知能」って何でしょう。改めて考えると、よくわからないところがあります。
知能研究者の数ほど知能の種類があるとも言われています。
私は「知能」とは、人が生き抜いていく上での基礎的な力だと考えています。
それは、生理的・生物学的な 力から社会適応力にまでわたっています。
生きる力もやりようによっては測れるとは、なかなか面白いものですね。

このような検査を、ドクターの依頼によってそれが必要な方に行います。
検査結果は、ある程度機械的に算出するような面があります。
しかし私は結果の中の、その人のもつ成長・改善可能性にまず目を向けたいと思っています。
次いで、その人が今どのような危機を迎えているのかいないのか、その点を明らかにし ていきたいとも思っています。

しかし先にも申しましたが、人の心は複雑です。
検査は、人が日々生きているその流れの一断面を切り取っているに過ぎません。
そのような限界をしっかり把握しつつ、誠実にその人とその人の検査結果に向き合っていきたいと思って仕事をしています。

1973年より現在まで、土田病院にて心理検査に従事

 

看護部紹介

――看護部のキーワードは「つながり」、その実現のためのモットーは「チームワーク」です。

病院は多くの職種のスタッフによって支えられています。
その中でもとりわけ看護の役割は重要です。

「地域から病院へ、そして再び地域へ」、看護はつながっています。
病棟では24時間、外来は限られた時間の中、「患者さんとご家族の生活をどうサポートできるか」、私たちは考え行動しています。

外来は地域に開かれた気軽に相談できる窓口として、患者さん・ご家族からのメッセージやリクエストを真摯に受け止めています。

いざというときの集中的治療の場である入院病棟も、十数年前と比べて大きく変わりました。
以前は社会的入院の方もいらっしゃいましたが、今は短期間の入院で社会生活へ戻っていく方が中心で明るい雰囲気に満ちています。
入院患者さんは全て任意入院という自ら治療を望んで入院された方になり、ご本人の治療へ の意欲をスタッフ全員でサポートしています。

また、在宅のどんな方にも対応する訪問看護では、地域の生活の場で患者さんの暮らしを支えています。
私たちは声の届くサポートチームとして、患者さん・ご家族からのメッセージを大切にしています。
地域からつながれてきたメッセージを病院のカンファレンスの場で話し合い、サポートという形で患者さん・ご家族にお返しするのが私たちの役目です。

そのためにまずは看護の原点に立ち返り、患者さんやご家族の苦労をねぎらいつつ、患者さんの当たり前の穏やかな日常を取り戻すという看護の基本精神を実践しています。
看護師は女性が中心ですが(男性も複数名います)、精神科が初めての新人(今年は3名の新卒者を仲間に迎えました)から精神科一筋のベテラ ンまで種々のバックグラウンドを持っています。当院では看護部のみならず、患者さんを中心として多職種が集まり、アットホームな雰囲気の中で協力しあって チーム医療を実践しています。

そして、スタッフ自らも看護を通じて職業人として技術を磨き、職場を通じて人間としても成長し、患者さん・ご家族だけでなくスタッフもここを目指すような、そういう看護部をみなさんとともに創っていきたいと考えています。